みなさん、こんばんは。
さて、今日は永久機械式時計について、
お話します。
永久機械式時計って聞きなれない言葉ですよね。
永久カレンダーといえば、カレンダーの修正を
100年間しなくて良いもののことなのは、御存知の
方も多いですよね。
ということは、永久機械式時計って、
永久にぜんまいを巻かなくて、良いもののことでしょうか???
その通りです!!!!!
えーーーーーー、どういうことでしょうか????
実は、私が勝手に「永久機械式時計」といっていますが、
ブランド側としては、少し謙虚に「半永久機械式時計」
と言っています。
でも、永久カレンダーだって100年くらいで
永久って言ってるのですから、
絶対に「永久機械式時計」と言い切っていいと
思います。それくらい凄いのですから・・・・・
格好良いですねー。いつかこんな時計を
リビングに飾りたいものです。
何だよ、置き時計かよ!!!!!
って思った方、なめてはいけませんよ。
よーーーーーーく、考えてみてください。
置いたままで、ぜんまいも巻かずに
どうやって、動力を得るのでしょう???????
凄くないですか????
スッゴイですよね!!!!
秘密は、こうです。
この時計の動力源は、空気です。
空気って凄いですね。
こんなものが、1928年に考え出されていたのですから・・・・
でも、空気が動力源ってどういうことなのでしょう???
気温の上昇下降で収縮膨張をする混合ガスを
動力に利用したわけです。
そして驚くべきことに、1℃の温度変化で、
2日間動くのですよ!!!!!
そんなわけで、時計に触ることなく半永久的に
動き続ける時計が出来てしまったのです。
しかし、この時計の驚くべき点は、コレだけでは
ありませんよ。
まだあるのかい???
何と、IWCの577年に1日の誤差のムーンフェイズ
を
はるかに凌ぐ3821年に1日という誤差
のムーンフェイズ(月の満ち欠けを表すもの)なのです。
すっっっっっごいですねーーーーー!!!!!!!
名づけて「永久ムーンフェイズ」。
うんうん、永久で問題ないでしょうね(笑)。
写真は、50台限定のアトモス・レギュレーター・
トランスパラントです。
お値段、なんと・・・・・
599万5500円也
買えないって(笑)。